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瀬戸ディレクターと事務所の方針

瀬戸ディレクターと事務所の方針


森高はアイドルなのか、アーティストなのかという声が出るが、それについて瀬戸Dは語る。

「よくそう言われるんですけどね。あまりそういう事は考えない、というのが正直な気持ち。
今までも、こちらがガーガー言っても彼女が動かない限り、何も面白いものは生まれなかったからね。
結局、今の森高にとって何が面白い事なのかを考えて、彼女が好きに出来る環境を作ってやるのが
僕の仕事だと思ってるんですよ。
だってね、今でもこんなに売れるなんてオカシイと思ってるくらいですから。
特にシングルに関しては“売れないもの作りますよ”なんて、事務所の社長にも言ってるんですよ。
そうすると社長も “おお、いいよ”なんてね。(笑)
普通はこうはいきませんからね。事務所にその辺の理解があるっていうのも大きいですね。」

「だから、シングルヒットを出す為の戦略、ノウハウを持ってなかったんですよね。
それに、芸能界的なやり方もしたくなかった。その結果、今のようなやり方になった、という感じです。」

「芸能界650社ベストセレクション」からアップフロントエージェンシーの紹介記事

【新人採用後の育成方針】
本人とスタッフとの話し合いにより、それぞれのアーティストイメージを明確化。
各タレントが自身のキャラクターを面白がれるような環境作りを第一に考える。
例えば、かつての森高千里の“ビジュアル系アイドル”路線も、本人の意向を活かしたものだそう


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