121 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 00:46
まあ石川さんと吉澤さんが一緒に旅行に行ったらしいってことくらい?
124 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 00:48
去年の11月頃だそうだが
125 名前: 名無し妄想中 投稿日: 2004/01/09(金) 00:50
二人だけ?
126 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 00:50
らしい
一泊だけだったのかな?
127 名前: 名無し妄想中 投稿日: 2004/01/09(金) 00:52
二人だけって、娘内でそんな前例あるん?
128 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 00:53
さあ?
けど初めてってケースじゃないと思うけどな
129 名前: 名無し妄想中 投稿日: 2004/01/09(金) 00:55
由佳姐が嫉妬しそう・・・
130 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 00:56
由佳姐は怒るまい
怒るとしたらあの人だ
140 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 01:12
じゃあ純子さん好きのかのんさんの為に、
あの話をするか
146 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 01:18
あの有名なロックな男が純子さんにほれてたって話はしてないよな?
148 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 01:21
あえて誰とは言わないw
何て言ったらいいか…純子さん、敵討ちをしたのですよ
151 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 01:23
純子さんの恋愛哲学ってなんだか知ってますか?
153 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 01:29
彼女の恋愛哲学は
惚れたら負け
ってことなのな
158 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 01:37
純子さんって人はかなり計算高いってことは前々から話してたけど、
時々感情的になる時があるのな
そして、そのロック君はそんな純子さんの怒りに炎を点火したんだよ
>>157
どっから話すべきなのか…
恋愛がどうとかじゃないからなあ…
例の彼女が絡んできてそしてあの御大もでてくるからね
159 名前: 名無し妄想中 投稿日: 2004/01/09(金) 01:40
石川もロックだよな、話聞いてるとw
160 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 01:41
ロックだね
まあ後ろでそんな彼女の炎に油を注いでいる可愛い小悪魔もいるけどw
162 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 01:43
答えだけ言うと……
大泣きして、素っ裸で廊下を爆走しました
163 名前: 名無し妄想中 投稿日: 2004/01/09(金) 01:44
どこの廊下? ほてる?
164 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 01:45
まあそういう感じで
170 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 01:48
萌える話というかね…
とにかく大泣きして裸で暴走
入浴中のアクシデントだったそうなんだな
171 名前: 名無し妄想中 投稿日: 2004/01/09(金) 01:50
こんなときでも吉澤はポケーっとしてそうだな
174 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 01:50
純子さん絡みじゃない
山崎さんと熱く語る彼女が原因
177 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 01:52
>>171
バスタオルで下半身だけ隠してそのまま追っかけてったそうだよ
180 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 01:53
誰だとはあえて言わないよ
とりあえず入浴中に石川さんが相手の「触れてはならない事柄」に触れて、
相手を怒らせたようなんだな
183 名前: 名無し妄想中 投稿日: 2004/01/09(金) 01:54
温泉かどっか?複数で入浴ってことは
186 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 01:56
あと田中さんもいたのかな?
188 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 01:58
>>181
去年の春頃かな?
ちょっと前ですよ
>>182
廊下で泣いてうずくまる石川さんを吉澤さんが慰める時は、
おっぱい同士がくっついて白と黒の見事なコラボレーションが(ゴホゴホ
193 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 02:03
まあ四人でお風呂に入っていました
最初はみんな仲良くお話してました
けれど、石川さんには「私が先輩よ」というプライドがありました
だからちょっと問題の彼女に娘。での心得みたいなことを話してみました
199 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 02:12
石川さんはちょっと居丈高に、その問題の彼女に話をしていました
しかし、その彼女はそんな石川さんの話にむかついてきました
田中さんや吉澤さんは何となく気配がおかしいことに気づきましたが
石川さんは気づきません
そこで場の空気を変えようと、吉澤さんは「まあそんな固い話はいいじゃん」と
話題を変えようとしました
201 名前: 名無し妄想中 投稿日: 2004/01/09(金) 02:16
去年の春ってことは、加入して間もない頃?
年上の中に飛び込んでいく田中も流石だな
202 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 02:16
話題を変え、雰囲気を変えるために、
吉澤さんはちょっとお怒り気味の彼女とお湯のかけっこみたいなのをして
遊び始めたみたいです
田中さんも一緒に参加し、話の腰をおられた石川さんもやむなく
そのふざけっこに参加していました
204 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 02:18
>>201
田中さんは忠誠を誓ってるからw
てか「ご主人」を守るために純子さんと喧嘩した事もあるくらいらしいからね
207 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 02:21
お湯のかけっこをして遊んでいて楽しかったのはほんのつかの間
石川さん、恐ろしい事につい弾みで問題の彼女に思いっきりばしゃっと
お湯をかけちゃったらしいのです
問題の彼女は突然のアクシデントで、お湯が気管に入ったりしてむせ、
目つきが変わっていたそうな
相手の異変に気づいた吉澤さんは慌てて間に入り、
「大丈夫?」と田中さんと一緒に問題の彼女の背中を
さすってあげたりして介抱してあげてました
211 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 02:26
吉澤さんたちがとっさに機転を利かせた甲斐もあってか、
問題の彼女は、「梨華ちゃん、ひっどーい」とにっこり笑い、
とりあえず怒りの気配を消したそうな
ただ、ここで一つの不幸が起っておりました
吉澤さんは、問題の彼女のことを考えすぎるあまり、
その人とあまりにも接近しすぎていたのです
212 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 02:30
石川さんはそんな状態にかなりむかついていたようです
田中さんいわく、「問題の彼女をにらんでいた」そうな
とりあえずじゃれあいっこを止め、ちょっとのぼせてきた四人、
岩の上に腰を下ろし、ぺちゃくちゃと雑談をはじめました
一見すると楽しそうに話している四人でしたが、
石川さんのこぶしはぎゅっと握りしめられたままだったと田中さんは後に語っております
ちなみに、席順(?)は
石川さん、吉澤さん、問題の彼女、田中さん、という順番でした
真中の二人はよく笑っていたそうです
215 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 02:34
岩場に座って話す4人
ふと話題がなくなって沈黙した時のこと
しばらく黙ったままだった石川さんはちょっと顔を赤くしてとんでもないことをいい始めました
「ねえ、誰が一番おっぱいが大きいか見てみようよ!」
216 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 02:37
「はあ!?」
問題の彼女は思わず声をあげたそうですが、
しかし「いいじゃんいいじゃん」と石川さんは
勝手に自分の身体を巻いていたバスタオルをはぎ、
隣の吉澤さんのバスタオルも、はがそうとしていました
問題の彼女は田中さんと顔を見合わせ、
やむなくバスタオルをはいでいったそうです
田中さんは「問題の彼女はちょっと恥ずかしそうにうつむいていた」と話しています
221 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 02:44
問題の彼女が褒めても、石川さんは特に返事もしなかったらしく、
「よっすぃーもおっきくなったねえ」とか
「れいなはこれからも大きくなるよ」
と、勝手に品評会を始めていっていたそうです
そして石川さんは問題の彼女にはこう言ったそうです
「……ちょっと可愛そうね(微笑」
225 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 02:48
問題の人、この時は一瞬ぽかんと口を開けたままでしたが、
それでも我慢しました
「ねえ、ちょっと寂しいよねえ(苦笑」
しかし、明らかに彼女の様子がおかしいと吉澤さんや田中さんは気を遣い、
「いや、そんなのどうなるかわかんないよ」
「まだ10代じゃないっすか」
とか言って、問題の彼女を励ましてあげたそうです
彼女は「そうかなあ?」とちょっと寂しそうな笑いを浮かべながら
相づちを打っていましたが、石川さんは笑顔でこう言っちゃいました
「えー! もう無理じゃない?」
228 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 02:58
石川さんの言葉に、吉澤さんの表情は凍りついたといいます
田中さんは、
「こん人ば、何ちゅうこといいよるんじゃ」
と石川さんのことを思ったそうです
吉澤さんが慌てて、問題の彼女に
「そ、そんなのわかんないよ、私だってそうなんだし……ねえ……」
と励ましの言葉をかけてあげましたが、
問題の彼女はぼんやりと温泉のお湯をみたまま、動かなかったそうです
「まあ、おっぱいだけがすべてじゃないしー」
そんな彼女を見ながら、石川さんは満面の笑みを浮かべて声をかけ、
「じゃあもう一度お湯に使ってそれからあがろっか」
とお風呂にちゃぷんと浸かりました
吉澤さんたちは問題の彼女に気を遣いなかなか入ろうとしませんでしたが、
「よっすぃー、早くおいでよぉー」
と石川さんに催促され、心配そうに後ろを振り返りつつお風呂に入りました
すぐ石川さんが、吉澤さんの横にぺたりとくっついたといいます
「ね、姐さん、はいりましょう……」
と問題の彼女の肩に手を回し、一緒にお風呂に入ろうとしました
しかし田中さんは見てしまいました
ちょっとうつむき加減の問題の彼女は
目から涙をボロボロ溢れさせ、泣いていたのです
230 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 03:04
問題の彼女は、田中さんの手を肩からそっと払いのけたそうです
そして、ゆっくりした歩調で近く似合った桶を手に取り、
湯船のお湯を汲むと、ばしゃっと頭からお湯をかぶりました
「ねえ、はいらないのー? 湯ざめしちゃうよー」
石川さんの言葉にも全く反応せず、
問題の彼女はあと二回ほど頭からお湯をかぶると不意に大声をあげました
「田中、どいてな!!」
田中さんがとっさにあとじさった直後、
石川さんの顔面めがけて、問題の彼女が手にしていた桶が飛んできたのです
234 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 03:09
「きゃあっ!!」
石川さんは悲鳴を上げ、桶をかわしました
「な、何す……」
石川さんが問題の彼女に文句を言おうとした時、
自分の目の前に、全てを露にして、飛びげりを食らわそうとする
問題の彼女の姿が見えました
桶を投げつけた直後、彼女は石川さんめがけ蹴りかかっていったのです
236 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 03:14
「うわぁっ!!」
石川さんは問題の彼女の思い切った行動に悲鳴をあげるだけで動きがとれませんでした
直後、自分の目の前に、問題の彼女が湯船に足から飛び込んできました
幸いにも飛びげりは外れたのです
しかし安心するのは早すぎました
問題の彼女は着水するやすぐにお湯をかき分け、石川さんに近づくと、
彼女の髪の毛をつかみあげ、彼女を頭から湯船に沈めこんだのです
242 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 03:19
「言いたいことがあるならはっきり言え!!」
問題の彼女は、顔を真っ赤にして涙をこぼしながら、
石川さんを頭から押さえ込み、彼女の頭を湯船に沈み込ませていました
石川さんは苦しいからひどく暴れましたが、
しかし問題の彼女は力強くぎゅっと押さえつけたままなので、
どうすることも出来ません
田中さんと吉澤さんが慌てて問題の彼女と石川さんの元に近づき、
石川さんを助けようと、問題の彼女を引き離そうとしました。
「死んじゃうって、梨華ちゃん死んじゃうよ!!」
「姐さん、そらいかんばい!!」
245 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 03:24
吉澤さんと田中さんに強引に引き離された彼女でしたが、
それでもなお石川さんにつかみかかろうとします
「お前、そんなに○○(自分の名前)と一緒に仕事するの嫌なのかよ!!」
彼女は声を張り上げたといいます
248 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 03:28
問題の彼女と石川さんの間には確かに溝がありました
石川さんははっきり言って、問題の彼女が娘。に入ることを快く思っていなかったのです
そのため、両者の関係は、表向きはともかく、実際は極めて険悪なものでした
先に書いた、石川さんの注意なんかはその典型です
これに対し、問題の人はそれまでは自分を抑え妥協する事で
何とか騒ぎを起こさずに済ませてきていたのですが、
自分が一番コンプレックスにしていることを石川さんに情け容赦なく触れられた為、
それまでの不満と一緒に大爆発させたのです
251 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 03:37
問題の彼女は、吉澤さんと田中さんに抑えられながらも
それでもなお石川さんにつかみかかろうとしました
石川さんは湯船から顔を出し、気管にお湯が入ったのか、
ひどく咳き込んだままでしたが、息を整えると、叫びました
「大っ嫌い!! あんたなんて大っ嫌い!!」
「もういっぺん言ってみろ!!」
問題の彼女も負けずに大声を出し、石川さんにつかみかかろうとしますが、
石川さんはそんな彼女に、
「このアバズレ!!(注意:意訳。とりあえず問題の彼女を罵るような何かをいったらしい)」
と叫び、そしてそのまま風呂場を飛び出していってしまいました
吉澤さんはそんな石川さんを慌てて追いかけようとしましたが、
ふと、問題の彼女の顔をみると、
彼女は涙をボロボロこぼしながら、救いを求めるように吉澤さんの顔を見つめていました
この時彼女は吉澤さんには何も言わなかったそうですが、吉澤さんは、
「行っちゃうの……?」
と彼女が行っているように聞こえたといいます
256 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 03:46
「田中、頼むね」
石川さんを追うべきか、どうするか吉澤さんは悩みましたが、
田中さんにそう言うと、自分も慌てて湯船から上がり、バスタオルをさっと腰に巻きつけ、
石川さんを追いかけました
田中さんは問題の彼女と二人きりになりましたが、必死に彼女をおさえ、
「大丈夫ですたい、大丈夫ですたい……」
と問題の彼女の耳元でささやいていました
田中さんにおさえられつつ、問題の彼女は吉澤さんが石川さんを追うのが見えました
そして小さな声で、
「……あ……ん…………苦しいよう……」
と誰かにささやくようにつぶやき、
そのまま田中さんの胸に顔を埋め静かに泣いていたそうです
258 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 03:50
石川さんは廊下を裸のまま走り抜け、そして階段の踊り場でへたり込んで泣いていました
吉澤さんはそんな彼女に追いつくと、
隣に腰を下ろし、彼女を包み込むようにして抱きしめてあげました
胸と胸がくっついていたといいます
そしてそんな二人の姿を辻さんと加護さんが見つけ、マネジャーさんに通報
事件が発覚しました
そしてこのことがアップフロントグループの上層部を揺るがすような一大事になるのです
263 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 03:55
ビックリしておろおろしてたけど、吉澤さんが
「常盤さん(チーフマネジャー)か誰かよんで」
と指示したらしい
266 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/09(金) 03:57
事件の情報はすぐさま麻布にある本社にも伝わりました
そして直ちに緊急会議が招集されたそうです
この会議の参加者は、
山崎さん、瀬戸さん、寺本さん、丸山さん、山本さん、
常盤さん、佐藤さんの7人だったそうです
316 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/10(土) 01:43
とりあえずちょっと繰り返しになるけど、
まあ石川さんと藤本さんが元々感情のこじれがあって、
そのために風呂場で大喧嘩して、
そして素っ裸で風呂場を飛び出した石川さんを
同じく素っ裸の吉澤さん(腰にバスタオルつき)が追いかけた、と
そんでまあ、このことがチーフマネの常盤さん通じて本社に伝わり、
緊急会議召集になったわけやね
ここまではオケーイ?
320 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/10(土) 01:46
ひとまずこの旅館での騒ぎはここで一区切りがつきました
そして本社では会社のお偉いさん達が集まって会議が開かれる事になりました
会議の議題は、
「藤本美貴のモーニング娘。加入は果たして是か非か?」というものでした
321 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/10(土) 01:51
会議の内容についてははっきり言って面白いものではないので、
ここでは要点だけまとめましょう
まず、藤本さんのモーニング娘。加入を推進したのは、
ここのメンバーの山崎さん、瀬戸さん、山本さん
対して、
これに反対だったのが佐藤さん、消極的だったのは丸山さん、そして寺本さんでした
323 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/10(土) 01:56
会議では、佐藤さんが怒りを露に言いました
「こんなことになるのなら、やっぱり最初から藤本を加入させるべきじゃなかった」
佐藤さんはソロ時代の藤本さんの後見人的立場にいました
彼女のソロに期待していた彼ですから、藤本さんを娘。に入れるのには元々反対で、
しかも加入した結果こんな騒ぎが起こったのだから怒るのは当然でした
326 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/10(土) 02:06
山崎さん、瀬戸さんは藤本さんの本体加入を推進したメンツもある為、
佐藤さんに反論します
「これは失敗ではない、この摩擦を乗り越えてこそ価値がある」と
山崎さんに至っては
「あいつ(藤本さん)をぶん殴ってでも更生させ、娘。に馴染ませてみせる」
などと佐藤さんの神経を逆なでするようなことをいい、会議は一時紛糾しました
そして落ち着きを取り戻したころ、
それまで沈黙を守っていた寺本さんが口を開きました
「とりあえず娘。メンバー全員から意見を聞いてみてはどうかね?
この際全員の気持ちをはっきりさせた方がいいだろう。
その上でこれからどうするかを決めようじゃないか」
この提案には寺本さんはじめ、山本さん、丸山さん、佐藤さんが賛成しました
この反応を見て、山崎さんたちもしぶしぶ承諾
全員の意見徴集をすることが決定したのです
329 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/10(土) 02:10
さて、このメンバー全員からの意見徴集
これについて山崎さんや瀬戸さんは正直反対でした
これを参考にして、これからの方針を決めるとなると、
せっかく加入させた藤本さんをまたも脱退させなければならない可能性もあるからです
もしソロに戻すような事があっては、山崎さんたちの面子は丸つぶれです
だから反対だったのです
しかし相手が悪すぎました
このアイデアを出した寺本さんは、この会社では事実上の最高顧問と
言ってもいいような立場にいる人だったからです
330 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/10(土) 02:15
寺本さんはヤングジャパン時代から、最高幹部として君臨してきた人で、
山崎さんたちでも遠慮するアップフロント最高幹部の一人でした
UFAについても瀬戸さんが社長を務める事については了承しましたが、
自分は取締役として会社に参加
隠然たる影響力を持っていました
そんな彼が「全員から意見徴集しよう」と提案されてしまっては、
さすがの山崎さんとしても抵抗の仕様がなかったのです
333 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/10(土) 02:20
さて、この寺本さんには強烈な自負があります
それは「この会社を大きくしたのは山さんとこの俺だ」というものです
(寺本さんは山崎さんを山さんと呼びます)
そんな彼にとってワーナー出身である瀬戸さんが、
ハロプロの最高責任者として自分と同じように会社で大きな影響力を持っているのは、
けして気持ちのいいことではありませんでした
そしてそんな中、この温泉騒動が起こりました
寺本さんはこれをチャンスを見ました
「瀬戸を叩き落す絶好の機会だ」と
そのために「全員からの意見徴集」という提案をしたのです
これは実は瀬戸さん潰しの策略の一環だったのです
334 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/10(土) 02:21
とりあえずこの意見徴集についてはこういう背景があるということを
おぼえておいてください
それではメンバーに話を戻しましょう
337 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/10(土) 02:25
さて、この騒動のあと、
藤本さんは仕事以外では誰とも口を聞かなくなったといいます
ただいつも田中さんが隣にいて、藤本さんの手を握っていたそうです
一方の石川さんは例の温泉での騒動があった直後から、誰かとしきりに携帯で連絡を取り、
何らかの指示を仰いでいる様子だったそうです
誰と電話しているのか、これについては吉澤さんでも教えてもらえなかったそうです
343 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/10(土) 02:31
「私さあ、辞めてもいいと思ってるんだ」
藤本さんがこう言ったのは「全員からの意見徴集がある」ということが分かった直後のこと、
田中さん、亀井さん、道重さん、そしてマネジャーさんがいるところでポツリと言ったそうです
「元々山崎さんに頼まれて入っただけだし……
それに入ってなんでこんなしんどい目にあわなきゃいけないのかよくわかんないし」
藤本さんは完全に無気力になっていた、と当時の関係者の方たちは口をそろえます
345 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/10(土) 02:36
藤本さんにとって、今のモーニング娘。というのは楽しくもなんともない場所でした
芸能界に入る前は確かに彼女たちに憧れましたが、
ソロデビュー後は「あいつら見返してやるんだ」とがんばってました
彼女は良くも悪くもモー娘。にライバル意識をもっていたのです
そんな中「天才的閃き」の結果、山崎さんから突然、
「是非にモー娘。に入ってくれ!!」と土下座されました
いわゆる7.31の失敗を取り戻す為に藤本さんに救世主になってくれ、というものでした
349 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/10(土) 02:40
山崎さんの天才的閃きは藤本さんにとってはいまさらという話で、正直嫌でした
だから最初は断ってました。先に書いたとおり、
彼女の後見役だった佐藤さんもそんな彼女の後押しをしてくれてました
しかし、彼女はどこかお人よしです
自分に対し涙を流しながら
「今の娘。を救えるのはお前だけなんだ!!」と土下座する山崎さんをかわいそうだと
思ってしまったのです
そして、
「しょうがねえなあ……」
と小さくつぶやき、娘。入りすることを承諾したのでした
351 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/10(土) 02:45
しかし、彼女は娘。加入後、色々な軋轢を生じていく事になります
簡単に言うと、「この子何様のつもり?」
とほかの先輩メンバーから目をつけられるようになってしまったのです
彼女には悪気はないのですが、
ソロ時代と同じように振舞う何気ないその態度が小生意気なものに
他のメンバーに見えてしまったのです
また彼女は物事をはっきり言う方です。気も強いです
そのためにいらぬ誤解を生じ、
ますます彼女に対し皆が悪感情を抱くようになっていってしまったのです
356 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/10(土) 02:50
しかし、同期に入った田中さん、亀井さん、道重さんにとって藤本さんは、
いい意味でのお姉さんでした
確かに気も強いし、怖い部分もありましたが、
何かと面倒を見てくれましたし、気にかけてもくれました
それに彼女達が何か失敗すると常にそれをかばってあげるのが藤本さんでした
例えば、亀井さんが何かのミスをして注意を受けているとさっと駆け寄り、
「すいません、この子まだ何にも分かってなくて」と亀井さんと一緒に謝り、
その後優しく亀井さんに「こういうことはしちゃいけないんだよ」と
言ってあげたりしていたのです
そのため、彼女は6期メンバーの中での信望は異様なほどに高かったのです
特に田中さんに至っては藤本さんを「姐さん」と呼び、常に側を離れませんでした
そんな田中さんのことを藤本さんも可愛がっていたそうです
361 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/10(土) 02:55
さて、こんな藤本さんに対し、
6期メンバー以外ではじめて親しく接していったのが吉澤さんでした
確かに他のメンバーが藤本さんに対し複雑な感情を抱いている事は
分かっていましたが、「今のままでもよくないじゃん」と、
自ら積極的に藤本さんと接するようにしていったのです
吉澤さんは気さくな人です。良くも悪くも天然です
こんな彼女と藤本さんが仲良くなるのはそう時間がかかりませんでした
しかしこのことが一つの不幸を招いてしまいました
364 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/10(土) 02:58
吉澤さんが藤本さんと接していく中、
石川さんは最初は特になんとも思っていませんでした
むしろ「私も美貴ちゃんとは本当の意味で同期なんだから
もっと親しくした方がいいよね!」
と辻さん達に言っているほどでした
しかし……
368 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/10(土) 03:03
石川さんは吉澤さんにくっついて、
藤本さんと接するようにしていました
のちに辻さんや加護さんもそれに加わり、
徐々にではありますが、吉澤さんの行動をきっかけに
藤本さんに対する悪感情が氷解しつつあったのです
最初のうちはそれで上手くいっていました
「モーニング娘。に入ってよかったかも」
藤本さんはこのころ松浦さんに嬉しそうにこう話しているそうです
369 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/10(土) 03:06
「みんなと仲良くやれていってるし、楽しいよ」
藤本さんが松浦さんにこう話してどれくらいの時間がたったときでしょうか
そんなに長い時は過ぎ去っていないはずです
石川さんは吉澤さんと一緒に藤本さんに接しつつ、
ちょっとした疑問を感じるようになっていました
「よっすぃー、なんで美貴ちゃんとばっかり話すの?」
377 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/10(土) 03:14
吉澤さんは藤本さんとできるだけ積極的に話すようにしていました
時には石川さんの話をさえぎっても藤本さんの話を聞くようにしていました
しかしそれは吉澤さんが藤本さんに気を遣っている結果であり、
けして石川さんを邪魔者に思ったりしたからそうしているわけではありませんでした
けれど、石川さんはそうは感じられませんでした
「よっすぃー……もしかして私のこと嫌いになった?」
彼女の悪い病気が再発しました
とことんネガティブに物事を考え始めるのです
そうなるともう手が終えません
吉澤さんは冗談のつもりで石川さんを「ウザイ」と言っても、
石川さんはそれを冗談とは感じず本気で感じ取り、
「嫌われちゃった、どうしよう……」と悩み、
「ちょっと静かにして」と吉澤さんに軽く注意されると、
「怒られた……よっすぃーに怒られた……」と深く傷ついてしまうのです
吉澤さんもこの時の石川さんの異変に気づくべきだったのかもしれません
しかしまだ若い彼女にはそれは無理な相談でした
それに、実際、気さくな藤本さんといろいろ話をすることは
吉澤さんにとって楽しい事だったのです
石川さんはどんどんその身体の中に黒い何かを秘めていくようになっていました
383 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/10(土) 03:22
石川さんの心の中は不安でいっぱいでした
「よっすぃーはどうして私とお話してくれないんだろう?」
「もしかして私のこと嫌いになった……?」
いろいろな複雑な思いがかの女の胸の中で交錯しました
そして、
「これって、もしかしたら美貴ちゃんのせい……?」
ふとそんな思いが彼女の脳裏をかすめる瞬間がありました。しかし、
「そんなことない! そんなこと思っちゃダメ……
美貴ちゃんは……美貴ちゃんは同期なんだから……お友達なんだし……」
必死に、心の中で生まれそうになるどす黒い恐ろしい何かを
必死で抑えようとしていました
しかし毎日、楽屋、スタジオ裏で吉澤さんと藤本さんは楽しそうに接しています
もう限界でした
石川さんは携帯電話を手にとりました
あの人の助けを得ようと思ったのです
388 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/10(土) 03:36
残念ながら、この日の石川さんに何があったのかはよく分かっていません
しかしいくつかの目撃証言はあります
まず、都内某スタジオで私服姿の石川さんの姿があったそうです
エレベーターホール前の椅子に一人で座っていたところを
スタジオスタッフに目撃されています
この日、石川さんはこのスタジオで仕事は全て終え、
この時は既にフリーになっていた模様です
続いて、別のスタッフに携帯電話で誰かと話す石川さんの姿が目撃されてます
そして携帯で話をしながら、石川さんは玄関ホールに向かったようです
そして石川さんが向かった玄関ホールにいた警備員の証言では、
石川さんは携帯で話をしながら、玄関に横付けされていたタクシーをみつけるや
「あ、いたー」と声を上げ、そのままそのタクシーに乗り込んでいます
タクシーの中には誰か人がいた模様ですが、それが誰だかわからなかったようです
ただ、小柄な人のようだったそうですが
392 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/10(土) 03:45
石川さんが乗り込んだタクシーの運転手の証言もあります
石川さんは車に乗り込むや、既に車の中にいた女性に
何かを話そうとしていた様子でしたが、
女性は「梨華ちゃん、ここじゃダメ」と優しく人差し指を
石川さんの唇に押し当ててにっこり微笑み、
そのまま高榮麻布ビルすなわち、
アップフロント本社ビルに向かって車を走らせたようです
車の中ではお互い一言もしゃべらなかったそうです
アップフロント本社到着後、
2階にある会議室に二人は向かったようです
ここでどういう話があったのかはわかりません
ただ、数人の証言では、
「どうしたら……私どうしたらいいんですかっ……!!」
「え、いや……そんな……!! そんな……!!」
「そんな事ない……そ、そんなこと……!!」
「いやっ!! もうやめてっ!! わたし……私……!!」
などと石川さんのヒステリックな声が聞こえてきていたそうです
403 名前: 脳内君★ 投稿日: 2004/01/10(土) 03:59
最後の証言
それは辻さんと加護さんのものです
彼女達も仕事を終え、Zetimaの西口さんに呼ばれ、本社ビル2階にやってきていたのですが、
会議室のドアが小さく開かれており、二人は何げにその隙間を覗いたそうです
中が見えた瞬間、二人は目が離せなかったそうです
中では、椅子に座った石川さんがいました
彼女はまるで魂の抜け殻のように力なくだらんと両手をおろしたままで座っており、
上半身はほとんど露になっていました
そして、なんと、椅子の後ろに立つ小柄な女性に全てを捧げるように身体をのけぞらせながら
その女性とキスを交わしていたというのです
ただキスをする石川さんの頬には涙が流れていたそうで、
それがすごく綺麗に見えたそうです
後ろに立つ女性はそんな石川さんの身体をそっと、しかし絡みつくように抱きしめ、
「ピチャピチャ」という音だけが辻さんと加護さんの耳には聞こえたそうです
女性はそのまま石川さんのうなじなどにも舌をはわせていっていたそうですが、
石川さんはなにも抵抗せず、為すがままにされていました
「のの、逃げよ」
加護さんは小さくそう言い、辻さんと一緒にそのまま逃げました
二人は石川さんとキスしていた女性が誰だったのか、
突然の出来事にショックを受けた為はっきりおぼえておりません
ただ、その女性は二人を見つめ、目だけで妖しく微笑んでいたそうで、
その恐ろしくも美しい瞳だけが忘れられないそうです
そしてこの日を境に石川さんは変わりました
藤本さんに対する憎悪を露骨に表すようになったのです